披露宴イメージ

披露宴でのカラオケの思い出

披露宴でのカラオケを体験したのは、友人の結婚式でのことでした。
これまで、披露宴で歌う人たちをTVで見てきたり、実際の披露宴で見たことはありましたが、自分が歌うことは初めてでした。
私は昔からカラオケが苦手で、あまり行くことがなかったため、友人の結婚式で歌った時はとても緊張しました。
それでもステージに立つことができたのは、8人という多くの人数で歌ったこともありますが、最大の理由は友人への感謝の気持ちでした。
友人との出会いは小学校4年生の時でした。
中学校では離れ離れになってしまったのですが、それ以降も交流を続け、社会人になってからも1年に1度は会っていました。
友人もカラオケが苦手で、一緒に行くことはなく、もっぱらおしゃべりをしていました。
そんな友人が結婚。
私にとってとても感慨深い出来事でした。
新郎は私の知らない人でしたが、友人の話でとてもいい人ということは知っていました。
友人が幸せになることが、私にとっても幸せでした。
実際に歌う時の状況を思い出してみると、あっという間だった気がします。
まず、司会者の方が「カラオケの機械があるので、新婦に感謝の気持ちを込めて歌ってみませんか」と、私たちがいるテーブルに話を持ちかけてきました。
最初は私たちも戸惑っていましたが、それ以前に新郎自身が新婦に歌を歌っていたので、歌いやすい状況であったことも手伝って、歌うことに決めました。
多くの人が大勢の前で歌うことが得意ではないということだったので、歌うことが得意な友人を筆頭に、8人ほどで並ぶことに決めました。
次に問題なのは、歌う曲です。
私たちは、どの歌がいちばん新婦にとっていい曲だろうか、と考えながら話し合いました。
その結果、いきものがかりの「ありがとう」を歌うことに決めました。
やはり、ストレートなものが一番伝わるだろうと思ったからです。
曲が決まり、いよいよ司会者さんの誘導でステージに上がることになりました。
緊張でいっぱいでしたが、新郎新婦と近い距離になったことが嬉しくもありました。
私たちは精いっぱいの気持ちを込めて「ありがとう」を歌いました。
幸い、歌詞は画面に出ていたので、サビ以外の部分も歌うことができました。
必死に気持ちを込めて歌いながら、新婦の顔を見ると、笑ってくれていました。
それだけで、私はとても幸せな気持ちになりました。
苦手なカラオケを大勢の前で歌うことは、私の人生ではこれから数えるほどしかないでしょう。
その一回が、友人の結婚式であって本当によかったと思います。

Copyright(C) 2014 結婚式.com All Rights Reserved.