披露宴イメージ

披露宴に来て頂いた方への感謝の気持ちを込めてお渡ししたお車代

私の結婚が決まり、いざ結婚式に向けて動き出すという時に、両親から父方の兄弟や親戚を呼ぶ事は難しいから、そこをうまく配慮して招待者リストを作成して欲しいと言われました。
確かに、私が小さい時から親戚としてよく知っている方達は、母方の方の兄弟や親戚ばかりでした。
しかし、婚約者の方の招待者と比べてみても人数にかなりの差が生じ、少し不釣合いな人数となってしまう事に抵抗を感じ、どうにかして欲しいと両親に懇願しました。
しかし、大人の事情により、父方の兄弟とは連絡が取りづらい状況になっていると話を聞き、それ以上は何も言えず、どうにか他の人たちで人数合わせをしようと考えたのです。
私自身、その頃はまだ子供で、大人として物事を考える事が出来ていなかったため、人数合わせの事ばかりに気をとられてしまい、両親の本当の気持ちなど全く考えていませんでした。
そして、いざ招待者リストを決定するために婚約者と結婚式場の方との打ち合わせに向かいました。
私の招待者リストを見せた時、婚約者から一生に一度の花嫁姿だし、出来れば友人で補うのじゃなくて、血の繋がりのある親族に出来るだけ多く出席してもらおうと言われました。
そして両親から聞いた話を説明しました。
すると、婚約者が「もう一度話をしてみよう」と言い、その日の打ち合わせを延期して、私の両親と話し合いをするため我が家に来てくれました。
そして父とお酒を交わしながら、こんな話をしたそうです。
「本当は、自分の兄弟にも自分の娘の花嫁姿を見てもらいたい」「いい関係に戻る事が出来るのであれば、そうなりたい」と話をしたそうです。
これは、男同士の会話だったため、私も母もその場では聞いていませんでしたが、後になって婚約者から教えてもらいました。
そしてこの父の言葉に心を打たれた私達は、どうにかして父方の兄弟に出席してもらおうと、過去の年賀状などを元に連絡を入れ、結婚式に出席して欲しいとお願いをしました。
すると私のおじやおばにあたる方達も、「もういい年なんだからいい加減兄弟円満にいきたい」とおっしゃってくれました。
遠方の方達もたくさんおられましたが、快く皆快諾して下さり、両親には内緒でおじやおばをご招待しました。
そして結婚式当日、父はかなり驚き、最初は戸惑っている状況でしたが、次第に兄弟で話をし、私の結婚を心から皆祝福して下さいました。
そして披露宴が終わり、おじやおばが帰る際に、私と婚約者から感謝の気持ちを込めて、お車代を手渡しました。
父もおじおばも皆涙ぐみながら「ありがとう」と言って下さり、一気に私も我慢していた涙がポロポロとこぼれ落ちた事を覚えています。
この結婚式が、私達夫婦にとっても、そして私の両親にとっても最高の一日となり、皆が本当に仲良くなれた一日となりました。
今でも、両親は兄弟とも連絡を取り合い、そして私も今まで接点がなかったおじおばとも連絡を取り合うようになりました。
この機会を作ってくれた婚約者にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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